2012年11月14日水曜日

ボリビア最後の都市オルロ

さて、気を取り直してオルロ。
人口20万のこの街はかつて銀鉱山として栄えた。
今もボリビア第三の都市コチャバンバやチリ方面に抜ける交通の要所として賑やかさを保つ街。
そして最大の目玉がクスコのインティライミ、リオデジャネイロのカーニバルに並び、南米三大祭の一つのカルナバルが毎年2月に行われる。
金銀の仮面をつけた人々が8日間踊り続けるそう。

街の入口にはそれに関連した黄金のモニュメントが。
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シーズンオフの今はツーリストの数も少なく街は静か。
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ここで落としてしまったものの買い直しとこれから先の買い出しをする。
幸いに小さなアウトドアショップもありガス缶を買い直しできた。

セントロから2ブロック離れたところには輸入モノを扱うスーパーがあり、店内は狭いものの品揃えは充実。
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舌ブラシや、泡たてタオルも難なく見つかり、値段も手頃で色々と買うことができた。
中米で見かけたエナジードリンクバッテリー。
味も何種類かあって飲みたかったけど、節約のため自重。
パッケージが直球で好き。
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日本米も5kgで800円とここ南米では激安価格。とゆうか日本でも安い部類かな?
さすがに重すぎて買えねー。
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この街のセントロはカテドラルもなくかなり小さい。
それでも相変わらず人々はセントロ周辺に集まり、各々自由に昼下がりの午後を過ごしていた。
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ところでセントロに面したファストフードのタコス…
これがメチャウマだった。
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一つ約90円ほどでメキシコに比べると約倍近い値段だが、メキシコで食べたものに遜色ないくらいウマイ。
特にトマトのサルサが辛味が効いていてうまかった。

一方、ボリビアの国民的ファストフードと言えばこちら。
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奥に見えるサルティーニャ。
中に肉と野菜が入っていて、それを肉汁で閉じ込めたスナック。
一つ約40円。
慣れると溢れだす肉汁を上手く飲むことが出来るそうだが、初めて食べると間違いなく手がベタベタになる。
ラパスでは何度か食べて味はまぁまぁ。ただ、この中に謎の赤い実が入っていてこれがあまりよろしくない。
個人的には手前のエンパナーダの方が好みなのでこちらをチョイス。

しかし、ところでなぜこんなにこの街で色々と買い物をする必要があるかというと…

この先にはないのだ。

街が。

街がないんすよ。

これからの予定ルートとしては、ウユニ塩湖を縦断し、チリのアタカマ砂漠へ抜けるつもり。
その間約800km強のうちまともな街は中間地点のウユニのみ。
道もウユニ以降はガレガレのダートあるいは自転車が漕げないような超深砂らしい。
そもそも道すらなく、轍というところもあるそうだ。

そんなこれまででも最も過酷になるであろうこのルートを攻略するためにラパスから、色々と準備をしてきた。
特に食料問題は切実で、辛い道の最中、食事だけは美味しいものを食べたい。
そのために、いい食材が手に入るところではお金を惜しまず色々と買い漁った。
最も味噌は一度も日の目を見ることなく、オルロに散ってしまったんだけれど 笑

とゆうことで、ボリビア2つ目の都市にして最後の都市オルロ。
都会の空気をたっぷり吸収した二日間。

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