2012年10月8日月曜日

短評・マチュピチュとアメリカンジョーク

いよいよ本番。
マチュピチュに向かうわけなのだが、マチュピチュといえばアンコールワット、ペトラと並ぶ
世界でも有数の知名度を誇る遺跡だと個人的には思っている。
故に遺跡を解説する本やサイトは星の数ほどあると思う。
なので、ここは消化試合的だが写真中心でお送りする。
一応行ってきましたよってことで。

それでは。

遺跡本体へは村からバスで向かう。
朝5時30分にバス停に向かうとすでに長蛇の列。
500人くらいいたのかな?
さらにバスチケットを用意していなかったので、さらに遅れる。
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森深い切り立った渓谷の底に沈むマチュピチュ村からバスに乗り
スイッチバックのきつい坂をグイグイと登って遺跡到着。

最初の食料小屋を抜けると、よく見るお決まりのあの風景が。
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なんとなく、これで僕のマチュピチュ観光は半分は終わった感じ。

せっかくなので前日に用意したペルー名物インカ・コーラTシャツを来てインカコーラを飲みながら
遥かなるインカの時代に思いを馳せる。
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が、思いを馳せるにはインカへの知識も全く足りてないし、いかんせん人が多すぎた。
いつまでもここにいると、ここで写真を撮りたい他の人が迷惑なのでそそくさと退散。
ちなみに、胡散臭いガイドに連れられ、入り口からここまでずっと目を瞑って目を開けた瞬間この光景が広がる!
という何とも大げさなことをやってるツアー団体もいた。
まあ、楽しみ方は人それぞれか。
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奥に見えるワイナピチュ山はインターネットでの予約制。
繁忙期でチケットも撮れなかったので、反対側のインカトレイルを逆走しインティプンクまで行ってみた。

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遠目になっていく遺跡を見つつ、周りの山々に驚いた。
こんな切り立った山の奥に人が生活をしていたのか…
遺跡そのものよりこのロケーションに一番びっくりした。

再び遺跡に戻り、遺跡内を見学したのだが、インティプンクに行ってもうすでに体力は尽きた。
アンデスを越える体力はあっても、日常生活への体力が全くない。
チャリダーとは一体何なのか。
なのであとは本当にささーっとみて終わり。

それでも所要5時間くらい?
この辺が限界だった。

中には本日マチュピチュ2日目です!なんてツワモノもいて改めてこの遺跡の人気度を知った。
が僕個人としては、とりあえず行ったからよしってのが正直なところだった。
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余談だが、この日の夜、マチュピチュ村で日系アメリカ人のヨシヒロさんとスチュワートという人と知り合った。
ヨシヒロさんがUNICEF関連の仕事でこっちに来たついでにマチュピチュに来たそうだが、相方のアーティストのスチュワートが本当に面白かった。
話のキレが抜群で僕らにも分かる英語でマシンガントーク。
ふざけているものの何となく地頭の良さを感じさせる。
ほろよい加減でいくつかのレストランをはしごし最後は宿の近くのレストランで一杯ひっかけていた。
マチュピチュ村のメインストリートにはマッサージ屋が多く、3分も歩くけば『マッサージいかが?』という声が
たちまち10件はかかってくるほど多い。
もう夜も10時をまわった頃、レストランの前で地元の5歳くらいの子供がはしゃいでいた。
無邪気でかわいいなぁなんて見ていると
スチュワートが言った。

『Future Massager』(将来はマッサージ屋だな)

全員爆笑。

アメリカンジョークの真髄を垣間見た。

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