2012年8月15日水曜日

幻の街

リマ到着翌日。
江田innオーナー宏子さんの心遣いで個室をあてがってもらって迎えた朝はほんの少し肌寒く。
朝食を済まして向かうは新市街海岸沿いにある『恋人の公園』
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なんとも言えない像が鎮座するこの公園で待ち合わせをしたのは女性ではなく、リマ入り口で別れたサヌキくん、モトミくんだった。
二人と合流したあとは、海岸沿いを歩きながらリマのショッピングセンター、ラルコ・マルを目指す。
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海岸線に連なるビル群はどこかパナマシティを思い出させるが、ビルの広がりはパナマシティのそれとは規模が桁違なほど広範に広がる。
これほどまでの人口、近代都市はメキシコシティ以来ではあるが、植民時代の街並みが色濃く残り、重厚な雰囲気のメキシコシティとはまるで違って、リマの新市街はより近代都市然としていて今なお進行形で圧倒的に洗練されていた。
歩道に設けられたサイクリングロードをひっきりなしにバイクやランナーが走り、途中途中にフィットネスマシーンが設置されていた。
どこかアメリカのサンタモニカを彷彿とさせる。
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行き交う人の服装もこじゃれていて、肌の色の濃い人間の割合は減り、白人が多い。
砂漠の果てにこんな街が存在したとは。
ここはペルーの中心地ではあるが、ここはペルーの幻。
そんな気がした。
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