2012年7月6日金曜日

ダム湖快走物語

昨日は久々の熟睡。
僕はどちらかと言うと眠りが浅いほうで、いつも寝ていても2、3度夜中に目が覚めてしまうのだけれど、久しぶりに朝までぐっすり眠れた。
昨日は朝から走ったあと、自転車清掃したり色々忙しなく動いていたから疲れていたんだろうな。
実際7時間近く寝たのにまだ眠かった。
一応昨日で危険地帯を抜けたということになるのであれば、今日からはそれほど頑張って早起きしなくても大丈夫なので久しぶりに2度寝を敢行。
しっかり目が覚めたところで、出発準備にとりかかり8時過ぎに宿を出た。

ここチェペンからはパンアメリカンハイウェイを逸れて一路アンデス山中のカハマルカに向かう。
本来であればカハマルカに向かう分岐はここからあと20kmほどパンアメリカンを行ったところにあるのだが、GoogleMapで調べてみるとショートカット出来そうなサイドロードがチェペンから出ていたのでそちらから行くことにした。
サイドロードなので未舗装化と思っていたが、なんてことなく舗装路であり大型トラックも通らない一車線の生活路だったので、道は古いものの道路に穴が空いているということもなく、20kmほどショートカットでカハマルカ行きの幹線に合流。
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この道も事前情報ではガタガタと聞いていたのだが、ここ数年で舗装工事が終わったらしく、快適なアスファルトが続いて少しホッとする。
この辺りは元々半砂漠地域のようで用水路を灌漑して畑に水を引いている。
背後にそびえる裸の岩山の麓で畑仕事に勤しむ姿がなんともシュール。
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左手に迫力のあるチェペン山を眺めながら進むと、いよいよ本格的な山道に突入していった。

とちゅうメキシコ行きの看板が 笑
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サン・ホセとかサン・ミゲルとかスペイン語圏では似たような名前の街が多いのだがメキシコは初めてだった。

右に川、左に岩山に挟まれて進んでゆくコース。
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ここから山岳路が始まり、登りを覚悟していたのだが、驚いたことに傾斜は極めて緩く全く苦にならない道だった。
周囲は完全に岩山に囲まれていたのだが、きれいに川と並行して道が作られているので本当に走りやすかった。
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やがてパイパイとゆう男性本能をくすぐる村に到着し、アイス休憩。
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この村を過ぎてしばらく走ると地図では湖になっている場所に到着。
実際に行ってみると、ここはダム湖のようでここから水を灌漑し、下界に引いているようだった。

だが、人工的に作られたとはいえこの湖をぐるりと周っていくこのルートは最高に気持ちが良かった。
湖になってるのでこの辺りは基本的に平地。
カーブを曲がる度に、荒々しい岩山が今にも降り注ぎそうな迫力でそびえ、湖はただただ静かにエメラルドグリーンの色をたくわえていた。
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思いもよらないところで、興奮。
次のカーブの先にはどんな景色があるのか待ち遠しくて自然とペースが上がる。
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ダム湖の対岸には街があった。
このあたりにしては結構大きな街。
ダムを作る際に、ダムに埋もれてしまう住民はここに移住させられたのだろうか?

時刻はちょうどお昼なのでご飯を食べるべくレストランを探しに街に。
たまたまホテルも見かけたので、試しに値段を聞いたら思いの外安かったので、結局この街に宿泊することに。

手狭なホテルだったが、湖を見下ろせる屋上があったので、今日はここで夕日を見て過ごそうと思った。
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