2012年7月2日月曜日

チクラヨ到着

朝一でシカン博物館へ。
博物館は町外れにあり、ここから少し距離があるので適当にモトタクシーを捕まる。
モトタクシーはスピードが出てもせいぜい30kmそこらだが、湿度の少ない明け方は、モトタクシーが走ると涼しい空気が抜けていって気持ちがいい。
これはこれでなかなかいい乗り物だな。
なんて思ってるとあっという間に博物館着。
入場料8ソルをはらって入館。
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館内は、発掘品の展示はそれほどなくどちらかと言うと、シカン文化についての説明とか民俗学的なものがメインだった。
全文スペイン語であったが、分かりやすいイラストやビデオがあったので、僕でもなんとか理解できた。
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ちなみにこの博物館は日本のTBSの援助で建てられたものらしく、メインの部屋は
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TBSの部屋と名付けられていた。

ここにはインカの黄金のルーツになったといわれるプレインカの黄金がいくつか展示され、その中にシカン王の黄金の仮面があった。
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そんなかんじで、半分こなし作業のような館内見学を終え、宿に戻る。

さくっと出発準備を整え、隣町のチクラヨへ向かう。

わずか1時間で到着。

チクラヨ外縁部はフェレニャフェ同様ゴミ山になっていてそれに連なるように貧民街が続き、少し緊張する。
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やがて長距離バスが乗り入れするエリアを抜けると、セントロに入った。
ここら一帯はモトタクシーの乗り入れが規制されているらしく、喧騒はなく穏やかな地方都市とった塩梅。
建物も立派な作りのものが多い。
わずが1~2kmの違いでこの差はいったい何なのか。

セントロ近くの宿にさっさとチェックイン。
このあたりの治安は問題なさそうとしても、自転車でうろうろするのはあんまりよくない。
値段の割りに設備は老朽化していたが、許容範囲。
ここで2日ほど休みつつ、この先の情報収集に当てることにする。

午後になって、少し散歩をしてみるとすぐ北に巨大なメルカドがあって青空市を含めるとおそらく1km四方に渡って肉や青果、靴に電化製品といったものが規則性もなく雑然と並んでいた。
ここまで大きな市は、これまででも見かけた記憶がちょっとない。
行き交う怒号のような客引き。隙間を縫って走るタクシー。
すぐそこのセントロとは別世界の光景。
そこはペルーの表と裏が濃縮されているような密度を持っていた。
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