2012年6月16日土曜日

クエンカ到着

カニャルの街を出るために、少々の上りって標高は3600m。
どこまでも見渡せる気持ちのよい高原地帯が広がっていた。
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そこから一気の下りであっという間に1000m下る。

下った先にはキトを出て以来目標にしていたエクアドル第3の都市クエンカ。
そこは
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おなじみの世界遺産指定のコロニアル都市。

すっかり希少価値の薄れたコロニアル都市だったが、クエンカには久々に見応えのあるカテドラルがあった。
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高原都市にふさわしい、爽やかなブルーのアーチがかかったドーム。
コロニアル都市によくある重苦しい歴史の重厚さを感じさせない清々しい街だった。

さっそく自転車を置いて街歩きするべくホテル探しをするも、なかなか安い宿がない。
どこも20$以上。たのみのホステルですらこの金額だった。
ここで山道の疲れをとるために数泊する予定だったので、一泊でこの金額は厳しい。
10件ほど宿を見て回っていると、途中でスイス人カップルのチャリダーと会った。
彼らも安ホテルが見つからず苦戦しているそうだった。
もうこれは仕方ないのかな、と思って値段については半ば諦めて気味になる。

10数件目のホテルに入ると、中庭があり妙に落ち着いた雰囲気があった。
僕の好きな作りの宿だった。
すぐに宿のマネージャーが案内に来てくれた。
彼とも不思議と話の調子が合い、一泊25$と値が張るものの、3泊するからと一泊20$負けてもらったので
ここに決めた。
部屋も古いながらも、手入れが行き届いていて居心地がよさそう。
世界遺産のクエンカだけど、特にこれといってここでやりたいことはないので、
山道を越えてきた疲れをここで癒すことにしよう。
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