メデジンといえば国際的麻薬組織メデジン・カルテルを連想する人も多いんじゃないだろうか。
1970年代から80年代にかけてコロンビア最高裁占拠や航空機爆破などコロンビアはもとより
世界中を恐怖に陥れた暴挙の数々は枚挙に暇がない。
ただ2012年現在、そんな負のイメージを感じさせないくらい街は発展していた。
歩行者天国には衣料品、電器店がひしめく。
セントロ北には自転車屋もたくさんあった。
セントロはすごい賑わい。
このへんにはメデジン出身のアーティスト、フェルナンド・ボテロの作品が多数。
踏まれてるし。
おっとJAPONじゃないっすか。
行ってみるとJAPONという名の商業ビルだった。
図書館。
中もむちゃくちゃ綺麗。
カフェやPCもあって、当然Wi-Fiも!
図書館のテラスより。
ちなみに街の南北にはコロンビアで唯一電車が走る。
パナマで鉄道には乗ったけど、電車はメキシコシティ以来。
メキシコシティのサイバーな地下鉄も好きだったけれど、こちらはスタイリッシュな電車と駅。
なんと改札は電子タッチ対応!!
特に観光資源があるわけではないメデジンにとって最大の観光の目玉は
この電車から直結する…
ケーブルカーである。
前回のブログで御覧頂いたように街は周囲を山に囲まれている。
斜面に張り付くように建てられた家をつなぐケーブルカーは市民の足である。
電車からケーブルカーまで乗り換え自由で1$也。
乗ってみると結構なスピードでぐいぐいと山を登って行く。
あっという間に家が小さくなっていく。
改めて驚いたのは、この急な斜面にあって本当にたくさんの人が暮らしているということ。
ケーブルカーまで届いてくる子供たちの笑い声が印象的だった。
終点まで行くとそこからさらに山の奥にある公園までケーブルカーを乗り継いでいくことが出来る。
頂上で地図をもらって少し散策。
一時間くらい奥へ進んだところにビューポイントがあるようなのでそこを目指したのだが
途中で警察官に“この先は人も少なくて危険だ”と言われたので
景観と一緒に談笑しながら引き返した。
帰りにはものすごい雲が。
予想通り夜は雨が降った。
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