2012年4月16日月曜日

コロンビアで高級ホテル

南米走行2日目。

道なりは昨日と代わり映えしない多少のアップダウンを含んだ道だったが
今日は快調に距離を伸ばせた。
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久々の走行は毎度毎度、初日は恐ろしいぐらい体が重いのだが、
一度体を起こすとあっという間に自転車仕様の体が戻ってくる。

昨日よりも10km多い100kmを走って中堅都市のシンセレホまで来たのだが
走行終了時間は昨日より1時間も早かった。

シンセレホ郊外は自転車道完備。
文明の香り。
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関係ないけど、ヘビアイス。中にグミ入り。まずかった。
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さて。

ここシンセレホから次の大きな街、そして250km先から始まるアンデス山脈走行を
逆算していくと明日の走行は50km程度のお気軽走行。
それなら明日はゆっくりお昼に出発しても十分届く距離。
現在時刻は午後1時。
明日の出発まで24時間近くあるとなると、宿は快適なホテルに泊まりたかった。

市内に入ると、すぐにオレンジと白の立派なホテルが左手に見えた。
このホテルは見ただけで高そうに見えた。
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でも、このあたりの高級ホテルの相場ってどのぐらいか興味あったので泊まる気はなかったが
冷やかしのつもりで訪ねてみた。

空調の効いた館内と正装のフロントマン。
汗ダラダラのアジア人が入ってきても物怖じすることなく
『ようこそ。お泊りですか?』
さすが高級ホテルは応対がしっかりしている。

「一泊いくらですか?」

『90000ペソでございます』

うっ、やっぱ高ぇ。昨日の宿4泊分だわ…

と思いつつも

「もう少し安くなりませんか?」

『では65000ペソでいかがでしょう?』

一気の値下げですが…笑

これは…
行けるか…?

「もうちょっと!」

『60000ペソ。』

「もう一声!」

フロントとこんなやりとりしていると、ちょうど支配人のようなおじさんが登場。

『いくらなら泊まるんだ?』

「40000ペソなら」

『バカいっちゃいかんよ、50000だ、50000。これ以上は無理だ』

さらに下がったし笑
ここらが限界かな。

「じゃあそれでお願いします」

泊まる気はなかったのに値引きがあっという間に行ったので値引き額に負けて泊まることに。
つっても50000ペソは普通の宿2泊分以上の値段だ。
まぁいいか、明日の出発までたっぷり時間あるんだし、日本円にしたら2300円くらいだし。

普段は部屋を見せてもらってから泊まるか決めるんだけど、流石にこのホテルなら大丈夫だろう。

部屋に行ってみると…
エアコンがある!冷蔵庫がある!中には飲み物まで入ってる!
シャワーは水だったけどバスマットなんてものがある!
そしてなによりタオルがめちゃ柔らかーい!!
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トイレの脇に備え付けられたシャワー。ウォシュレット??
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狂喜乱舞。

部屋自体は大きくはなかったが、日本のビジネスホテルのように狭いながらも
細かいところに気が利いた作りだった。
流石にラスベガスで泊まったホテルにはかなわないけどさ。

いやー良い買い物をした。

そのあとホテルの人に教えてもらった中華料理屋でエビチャーハンを注文。
これがまたウマーイ!!
いい感じに米がぱらついていて、エビのプリプリ、もやしのシャキシャキが絶妙。
今までの海外中華で一番の美味しさだった。
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なんか今日はついてるぞ。

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