1400年代~1500年代にかけて中部メキシコ高原地帯で繁栄したアステカ文明。
その首都にあたるテノチティトランは現在のメキシコシティに相当する場所に栄えた。
今のメキシコシティがある場所は昔はテスココ湖という湖で、湖内の島にテノチティトランは存在した。
そしてテノチティトランの中心地がテンプロマヨール(大神殿)である。
テノチティトランは16世紀初頭にスペイン人エルナン・コルテスによって制服され
カトリックを根付かせるためにテンプロマヨールのような神殿は徹底的に破壊された。
アステカ文明を滅ぼした上に出来上がったのが現在のメキシコシティである。
テンプロマヨールは長い間土の中に眠っていたが1913年に偶然発見される。
しかし、その場所がソカロ広場であり上に存在するスペイン風の建物も歴史的な価値があり
これ以上の発掘は難しいというジレンマを抱えている。
もともと。奥にカテドラルが見える。
発掘風景。
ジオラマ。市内中心部に突然出現する。
こんなかんじの神殿があったのだとか。
こんなかんじで湖でした。
では実物行ってみましょう。
水路。
遠くにカテドラルが見える。
保存状態の良いチャック・モール像。
こいつのお皿の上に生贄の心臓を載せて神に捧げる。
ちなみにこの遺跡、囲いがないので入場料を払わなくても外から結構見れる。
それでも入場料を払うのは…
遺跡の出土品が展示されている博物館が併設されているため。
当時のマヤ人の暮らしぶり。
実はあんまり期待してなかったのだけれど、このミュージアムが意外に見応えがあって面白かった。
市内観光まだまだ続きます。
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