2011年11月4日金曜日

アグアスカリエンテス州アグアスカリエンテス

雨はぱらついてきたものの走行には支障のない程度だったので
そのまま目標を変えることなくアグアスへ向かった。

1時間半程でアグアス都市圏に入る。
郊外にはWalmartを始めとする近代的な大型ショッピングセンターが並び
片側3車線の道路はひっきりなしに車の往来があるモータリゼーションが進んだ
典型的な郊外型ライフスタイルが目に止まった。
今朝までいたサカテカスとは対照的に今も進化をしている街という印象だった。

市内中心部は整備された郊外とうって変わって小さな商店と露店が狭い道路に並ぶ。
郊外が都市計画と外資企業を元に発展整備されたイメージなら
こちらは地元民が自分たちの暮らしの必要に応じて自然発生的に出来ましたって感じの街並み。
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遠くに教会の尖塔が見えたのでそこを目標に行ってみると…
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ありゃ?サカテカスには及ばないもの小奇麗なところに出た。
確か泊まりたいホステルはこの辺にあるはず…
Google Mapを使って難なく発見。
このホステルもまた綺麗でいい感じ。
キッチンの奥にあるという不思議な作りのベッドルームは
ベッドとロッカーの極めて簡素な設備だったが清潔感があり、
ロビーは小洒落たソファとと螺旋階段が素敵だった。
吹き抜けの中庭もこれまたいいかんじ。
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必要な設備が過度な装飾を省いて、嫌味なくそこにあるかんじが良かった。
オーナーのフェリペとポーラはとってもお似合いの若夫婦。
彼らの人柄がそのまま宿に反映されているようだった。

荷物を置いて、街中散策&腹ごしらえ。
アグアスカリエンテスには日系の企業も多く進出していて日本人も多く住んでいるということだったので
セントロに行けば日本食にありつけるかなと思って探したが見つからなかった。

食い物ではないがこんなものは発見。
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日産自動車の助成で建てられたものだろうか?

仕方なく、Plaza de Tecnologicaへ。
州都クラスの大きな街にはこのビルが大抵あって、携帯やゲーム、マニアックなPCパーツまで
日本のものと遜色ない程度の電化製品が購入できる。
2階はゲームセンターやアニメショップが入っていて中高生の溜まり場になっている。
奥に進むとちょっとしたフードコートが有り、お店が日本を始めとするアジアメーカーのものを多く扱っている性格もあってか
中華や日本食ファストフードが入っている場合が多い。
ここは日本食はなかったが、中華定食をゲット。
安くてボリュームあるのでこれで充分。
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腹ごしらえのあとは再び街歩き。

この街のセントロは整備の行き届いた歴史地区と生活感のあふれる商店街と短い距離で違いがくっきりしている。
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お洒落なショッピングストーリートもあり。
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場末感たっぷりのゲーセンあり。
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郊外と中心部の違いも対照的だったが、中心部も少しの距離で街の表情が変わるのが印象的だった。
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圧巻だったのはメルカドの中。
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屋台、八百屋、魚屋に雑貨屋となんでもありのごった返し感。
この手のメルカドはある程度の規模の街には大抵あったが
ここのメルカドは人の熱と言うか活気が違った。
一心不乱に屋台の定食を食う客、『安いよ、アミーゴ買ってかないか!?』と声を上げて
客引きをする八百屋の店主。
なんとゆーかここは僕のイメージする市場そのものだった。
まぁ、周りにつられて食べたこいつで腹壊したわけですが…
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しばらく胃が痛くてたまらなかった。

一泊したらすぐ、レオン、グアナファトに抜けるつもりだったけど、街もホテルも気に入ったことだし、少しゆっくりしてみることにしようかな。
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