2011年9月27日火曜日

ルート66再び その3

今日は何度も出入りを繰り返したアリゾナを抜けてニューメキシコに入る。
そして今いるアリゾナは微妙にナバホ自治区の範囲内である。
これがまたややこしいのである。
というのもアリゾナ州、ニューメキシコ州ともにマウンテンタイムゾーンなので時差は生じないのだが
アリゾナ州はサマータイムを採用していないため、この時期は一時間の時差が起きる。
しかし、ナバホ自治区はアリゾナ州にあってサマータイムを採用している。
なので毎日時間が行ったり来たりでわけがわからない。

今日も朝イチで出るつもりだったが泊まったモーテルが朝食付きだったので食べようとするも
7時からというのは、どこの時間帯の7時を指しているのか分からず混乱してしまう。

未だに、時間に振り回されている僕…

それでも朝飯にありついて出発。
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まもなく州境に着き、ニューメキシコに入った。
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さすがニューメキシコ、チリマークでお出迎え。
ニューメキシコに入った途端路肩がガタガタになった。ちゃんと整備してくださいよー…

ここからすぐのところにニューメキシコのウェルカムセンターがあったのでここで地図を入手。
しかし、今日は朝から天気が悪い。

早い時間だったが、雨が降り出すようであればこの先のギャラップでもう走行終了しようと思いつつ街に向かった。
このギャラップの街は白人とインディアンの交易所として栄えた街。
でも、なんとなく雰囲気が悪い。
実際の治安はよく分からないがギャラップでは絶対野宿はするなとガソスタで会ったおじさんも言っていた。
そういえば以前訪れた時も、あまり好きじゃない雰囲気でさっさとスルーした記憶があった。
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こんな激安モーテルも発見し心が揺れるが、天気もぎりぎり持ちそうだったので先へ進むことにした。

その前にスター俳優が数多く泊まったというエルランチョモーテルをパチリ。
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そしてここでついにルート66の轍が一本に繋がった。
それでも、これからアルバカーキまでずっとこの道を辿ってゆくので特別なことはなくさらっと通過。

それよりも嬉しいかったのは街をでてしばらく行ったところにあるトラックストップの角っこ。
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そうそう、ここで野宿したんだった。
やたらトラックのおっちゃんに声かけられて寝れなかった記憶が蘇る。

トラックストップで休憩しているとだいぶ雨雲が出てきた。
ここのところ毎日雨雲に追われてるなぁ。
再出発して10分も立たないうちに雨に振られる。
こりゃ戻ってあの場所で再野宿かな?と思ったが野宿にはあまりにも早すぎる時間であったし
幸いなことにすぐに雨は止んだ。

が例によって雨雲第二波、第三波とやってきて、また結局逃げるハメに。
やっぱりギャラップでストップしとくべきだったかなぁ。

それでも途中でこの旅6回目の分水嶺越えを果たした。
おかげで道はゆっくりとした下り坂だったので雨雲が迫ってきても気持ち的には少し余裕があった。

が、ついた街のモーテルが高くて少々焦る。
今度の雨雲は本流といった感じだったのでキャンプは避けたかった。
街中を走り回ってようやく手頃なモーテルを見つけたタイミングで雨が降ってきた。

でも雨雲に追われて本日の走行記録185km。
ちなみに一日の最高記録は230km。これも雨雲に追われてです(笑)
どれだけ雨雲にビビってるんでしょう…

次の日の新聞を見たら、この雨で先の街が鉄砲水にやられたって一面を飾ってました。

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