2011年9月9日金曜日

グランドサークルを目指して

グランドサークルとは、アリゾナ州とユタ州にまたがる人工湖のパウエル湖を中心に半径230kmの円を指し、その範囲内にはグランドキャニオン、モニュメントバレーを始め、岩が織り成す芸術品がゴロゴロしている。
まさに僕たちがイメージするアメリカ西部がそこには存在している。

そのグランドサークルを目指し、一路南下開始。
アメリカ人は箒なんて使わない
都市圏では信号が多く、脱出するのに時間がかかる。
寿司屋なのに生姜を店名にするところに果てしないセンスを感じる
高速走ろうとしたら大量の白バイ!なので止めとく

それでも皆車の運転はセーフティなので安心して自転車で走れる。

ここユタ州に入って人の印象が変わった。

自転車で走っていると、よく差し入れを頂く。
水やりんごなど…

ユタ州はBeehive State(ミツバチの巣)の別称を持ち、人々は他州に比べて勤勉で真面目。
教育分野への投資は全米トップクラスである。
また、モルモン教を世界各国に布教するために、世界各国の言語を学ぶシステムも発達しているそうだ。

故に、人々の国際感覚は高く、よく休憩のときも声をかけられ励まされた。

街の雰囲気も非常によい。

それぞれの街にはそれぞれの雰囲気があり、なんとなく危険を感じ取ったりするものだがこの州で
危険と感じることはない。

ということで今晩は公園野宿。水場も近くでばっちり。
明け方のスタンド
明け方、これより先は一般道を走ると遠回りなので、高速を走る。
高速道路は州によって走れる州と走れない州があり、おそらくユタは後者。
ただ、早朝ならハイウェイパトロールもいないだろうとの読みで朝から高速走行。

道もよく快適!
でも、路肩が狭く、片側一車線の一般道より、路肩の広い高速道路のほうが遥かに安全と思うのは僕だけだろうか。
制限速度も大してかわらないし…

しばらく高速を走った後、高速を外れて一般道を行く。
雨雲に捕まった
高速から離れた田舎道を進んでいくので、しっかり次の街のストア情報、キャンプ場情報を仕入れながら走る。

当然、マックやスタバなんておしゃれなものはない。

けど雰囲気の良いカフェや、ここでしか食べれない絶品バーガーに出会い舌鼓を打ちながら進んでいく。



田舎道なんで当然山道もある。


アップダウンと午後に拭き始める強い南風がペースを落とさせるが、変化に富んだ道と優しい人々との触れ合いであっという間に毎日が過ぎていった。
がらがらのキャンプ場。僕とドイツ人ファミリーしかいなかった。


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