2011年9月6日火曜日

ちょっとズルと疲労困憊

本日も峠越え。

なるべく涼しいうちに少しでも標高を稼いでおきたいところ。

途中のパリスの街には当然のごとく凱旋門もエッフェル塔もなかった。
あったのはうらぶれた小さなガソリンスタンドのみ。

左手にベアー湖を眺めながらいくつかの小さな町を越えるとユタ州に入った。
ユタに入った途端に路肩が広くなる。

さてここからが本日のお題の峠越え。
ストアも当分なさげなので、麓のグローサリー兼業のKOAで飲み物補給し突入。
いきなりとんでもない九十九折。
まぁ時間はあるのでゆっくり押して上ることに。



天まで続く道

と、ここで頂上まであと10km程というところで、前方に車が停車している。
脇を追い越そうとすると声がかかる。
自転車を押して上る僕を見て、大変そうに思ったようで
『この先もずっと上り坂だぞ、頂上まで連れてってやるよ』
と声をかけてくれた。

特に疲れてもなかったので、どうしようかと悩んだがせっかく声をかけてくれたので有り難く言葉に甘えることに。
自転車旅を期待している皆さん、すみません。
この旅初の車移動しちゃいました。
あっという間に10kmワープ。
助かりました

楽は楽だったけれど、苦労せずに上っていく坂道は何か味気ない光景に見えて、その後の下りもズルして手に入れた下り坂な気がしてあまり気分の良いものではなかった。
から申し出てくれた親切はなるべく受けたいけれど、やっぱり緊急事態以外の車移動はやめといた方がいいのかなとちょっと複雑な気分。

そんな気持ちで着いたローガンの街。
海外通販でおなじみキャンプセーバーはこの街にある

かなり大きな街で、ソルトレイクシティまでは峠一つ挟んで100kmほど離れてはいるが、もうすでにここはソルトレイクシティの衛星都市といってもいいくらいの都会っぷりだ。

久しぶりの大都会に出た安心感か、少し休憩をした途端にドッと疲れが出てしまい、倦怠感と熱っぽさが出てきてしまった。

もうフラフラで安モーテルを探してる余裕もなく、真っ先に飛び込んできた60$のモーテルに転がり込んだ。
チェックインして、そのままベッドに横になりたかったものの生憎割り当ての部屋は三階だった。一階はすでに満室。
疲労困憊の体で自転車を3階まで担ぎ上げる。
中級モーテルチェーンのスーパー8モーテル

どうにか荷物を部屋に押し込んだところでベッドに倒れ込む。
一体急にどうしたんだ??

1時間ほど横になって少しはマシになったので食べ物を求めて向かいのガソリンスタンドへ。
ブリトーを無理やり口に押し込み大量に水分補給をしてそのまま疲れ果てて眠ってしまった。
○×ゲーム機。紙でいいだろ!!

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