2011年9月5日月曜日

モーテル求めて100マイル

この日はアフトンという街に狙いを定めて、自転車を漕いだ。

イエローストーンでの明石さんとの走りで、早起き→3時くらいにキャンプイン→のんびりというスタイルが心地よかったので、地図を見ると丁度アフトンの街が手頃そうだったのだ。
途中ソーダスプリングスという炭酸好きにはたまらぬ地名を発見したが、行っても何もないと思ってパスした。
明石さんの行くルートにはコーラの街があったけど、ここも何もないんだろうな…
なんつー二人乗り!

予定通り3時過ぎにアフトンに到着。

メインストリート沿いに馬車が走っていてちょっとツーリスティックな街だ。


明石さんとはお別れしたが、どうしても久々にモーテルに泊まりたい!!とこの軟弱男(27)は思って宿探し。
たいぶ観光地から離れたし、値段もこなれてくるだろうとの読みだったが、この街も最低60$と高い。
この先に街は一つだけしかなく、あとは70km先のアイダホ州まで街は無い。

モーテルがあるのはそのアイダホのモンペリエの街あたり。

キャンプで妥協しようと思ったが、それ以上にモーテルへの愛情が上回り先に進むことにした。
幸いまだ日暮れは9時くらい。時間は十分ある。

が峠が立ちはだかる!しかも二つ。
いや、これは事前に分かっていたけど。
一つ目!

アイダホ入り!!

二つ目!!!
今の僕を支えるものはモーテルでの快眠への欲求のみ。
峠など苦にしない。

…押しましたが(笑)

日が暮れてきたー
栓抜きのような鉄塔
8時過ぎ。日暮れ前になんとか到着。
ゆっくり走るつもりが結局160kmの100マイルランとなった。

頑張って走った甲斐があって30$の手頃な宿にありつけた。
部屋はクィーンSのベッドが二つ、冷蔵庫、レンジ、Wi-Fi完備で珍しくシャンプーも付いていてかなり好印象だったがシャワーを浴びて印象は一変。

シャワーヘッドの水が出る孔が無数に空いているのだが、なぜか詰まっていて、数箇所からしかお湯が出なかった。しかも本来の水量がそこから全て噴出するため、超高圧となって僕を襲う。
かといって水量を弱めると、体を満足に洗える量が確保できなかったため、止むを得ずこの苦行へ挑むこととなった。
あんな痛いシャワー初めてだ…

夕食は向かいの映画館に併設されていてピザ屋へ。
ここのピザは生地も味付けもしっかりされていて、しかも大きくて大満足だった。
店内内装もちょっと凝っていた。





かわいいベンチ
この店名でいいのか!?


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