2011年8月2日火曜日

TIMEX CAMPER

アウトドア用の腕時計といえば視認性を高めるために、比較的大振りなパネルが多い。
僕はあまりに大きなパネルは苦手で、やや小振りのG-shock RISEMANとSUNNTO LUMIを所有していた。
どちらも簡単な高度・気圧が計れ、バックライト付き。LUMIの方は、コンパスも付いている。
多機能ということは、それだけ電池消耗が激しいといくことだ。

特にバックライトは電池の減りを加速度的に増やす。

野宿やキャンプだと日が暮れるとさっさと寝袋にもぐりこんでしまうので案外夜が長い。
トイレや何かの物音で目を覚ますケースもけっこうある。
そんな時に度々時計に目をやるのでバックライトの使用率は高くなってしまう。

一応、LUMIは自分で電池交換が出来るモデルなのだが、北米はともかく中南米でボタン電池を
入手できる可能性は全く不透明。

それにLUMIは日本で使っているときにありえないぐらい故障が多かった。ボタンが効かなくなったり、動作しなくなったり…。半年に一度のペースで壊れ三年間で4回も良品交換となった。
それが壊れているのだから良品とはいえないような…
また、構造的にバンドの付け根が決定的に弱く、普通に使っていてもバンドの付け根に亀裂が入り
最終的に取れてしまう。バンド交換も4回ほどした。

気温計も時計を腕にはめていたり、直射日光にさらしているととんでもない誤差が出るので正確な数値を測ろうとすると、日陰に行って腕から外してしばらく待たないといけない。意外とこれは手間である。

時計の役割を改めて考えてみる。
時間を知るということ一点に尽きる。

視認性だけでみれば無印良品・駅の時計が使いやすいのだが、自動巻きのためいかんせん精度が甘い。また水濡れにも弱い。

ということで僕がチョイスした時計はこちら。


TIMEX社のCAMPERというモデル。
この時計はアナログ表示でパッと時間が分かり、それほど大きくないパネルも僕好み。
本体も30m防水なので日常使いには全く問題なし。
ベルトは安物過ぎるだろう!って思うぐらいのペラペラのナイロンベルト。
しかし、このおかげで超軽量に仕上がっている(18g)
意外と疲れているときは時計の僅かな重みでさえ、嫌になってくるのでこの軽さは有り難い。
ただし、つけてるか外しているか分からないぐらいの軽さなので、たまにモーテルで“あれ、どこいった?”状態になる。

また、バックライトは備わっていないが、針が蓄光タイプなので夜間でも時間把握が出来る。

必要最小限にして必要十分。

かなり気に入っている。

唯一、欲しかった機能はアラーム。
目覚まし時計を所有していないので目覚ましは携帯電話で代用している。
携帯電話は、いざという場合のGPSによる位置確認や、マックなどでのメールチェックなどに使うのでなるべく電池を節約したいためだ。

それと、ムーブメントの音が多少大きい。気になる人は本当に気になるだろう。
僕の場合はまったく気にならない。
むしろ、自然の中で一人でキャンプをしていると、ちょっとの物音にビクビクしているので
こういう寸分違わぬ機械的な音は意外と安心感をもたらしてくれる。

耳元に時計を持ってきてカチッカチッという音を聞いているといつの間にか眠りに落ちている。

この時計の評価は★★★★☆です。

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